作品について15

美術作家を感覚派と理論派に大きく分けると、私はあきらかに感覚派だ。

一瞬の感覚や印象を、作品として目に見える形で永遠に残したいと思っている。

それと同時に、生きものたちがのびのびと自由に暮らす世界を作品の中につくりたい。

自分が思い描く異空間を作品の中に表現できた時は、すごく嬉しい。

私は現実の空間の中に、ボコボコと作品という異空間の窓をつくっている感覚で制作している。

異空間の窓に囲まれる制作場所や展覧会場は、生命力に包まれる感じがして安心する。

立体作品は、現実の空間自体を変える力がある。

一つの存在によって、現実の空間自体が異空間に変わるので面白い。

立体と平面の特色を生かした異空間を展覧会で表現したい。

実現できるように、作品を今は貯めないといけないな。

人に教えたり、伝えたりすることはすごく勉強になる。

特に私は感覚派なので、言葉で伝えることが苦手だ。

何気なく行っていることを、言葉にしようとすると難しい。

どのように話したら、相手に伝わるのか。

自分の行動を事細かく分析して、ようやく説明できるところまで昇華する。

インプットだけでなく、アウトプットすることは大事だ。

制作時の行動の意味や効果も客観的に知ることができる。

勉強にもなるし、自分自身の成長にもつながるし、誰かの役にも立つことができる。

この制作ブログも誰かの役に立つといいな。

私も制作で悩んでいた時、よく美術本を読んでいた。

美術作家が苦悩しながらも制作に励んでいた実話は、すごく共感できた。

悩んでるのは自分だけじゃないんだなと励まされた。

美術作家への道は孤独な道でもあるので、不安になることも多い。

このブログでは、試行錯誤しながらも取り組む様子をありのまま伝えている。

自分が感じたことや行動が、誰かの制作のヒントや役に立ったら嬉しい。

美術作家として良い報告ができるように、頑張らなければ。