制作について7

油彩画にとって、画溶液の存在はすごく大きいということに今回気付いた。

作品にかなり影響するというか。

初めてあまり臭いのしない画溶液を使用してみた。

制作しやすい環境になることはすごく良かったのだが、

筆が動かしづらく止まってしまう感じがして、正直描きにくかった。

こんなにも油彩って描きにくかったかなと思うくらい、思うように自由に描けなかった。

絵の具の乾燥も遅く、重ね塗りもしにくかった。

展示も近いのでかなり迷ったが、キャンバスを張り直して作品を一から描き直すことにした。

その際に画溶液も今まで使用していたものに変更してみた。

もとの画溶液を使用すると、するすると筆も滑らかに動かせて、色彩も綺麗に発色できた。

自分が思うとおりに絵の具を画面にのせることができ、快適だった。

描き直して正解だった。

臭いはかなりするがこの快適さには変えられないので、マスクをしながらでも使用するしかないかな。

いつか臭いのしないテレピンが販売されたら良いのになと思ってしまう。

今回使用したあまり臭いのしない画溶液も使用方法によって使いやすくなるのかもしれないので、

時間がある時にでも、いろんな画溶液の使用法を試してみたいなと思う。

今まであまり意識せずに使用していた画溶液の大切さに気付けただけでも、大きな収穫だった。