制作について15
自分だけ、時が止まってしまっていたかもしれない。
時代は変わり、現代美術の世界もどんどん変わっていっている。
様々な価値観や概念、制作スタイル、美術史の文脈、学ぶことはいっぱいあるな。
全部一からやり直ししないといけないかもしれない。
いろいろ考えないと、このままでは通用しないな。
今のままでは世界で通用するなんて、夢のまた夢だ。
この現代において、自分は何を表現していったらいいのだろう。
何を武器にして、勝負していったらいいのだろう。
昔読んでいてよくわからなかった現代美術書も、今再読したらいろいろヒントが見つかるかもしれない。
このブログは自分の制作記録として書き残している部分もあるので、
自分の思考や気付いたこと、発見したことなど何でも書いていこうと思っている。
今までの方法が通用しなくなった時に、いったい何が残るのだろう。
今までの作品も好きだが、進化しないといけないこともわかっている。
プラスアルファの自分だけの視点や表現方法も必要なこともわかっている。
だいぶ進んだように思っていたけど、まだ一歩も進めていなかった。
趣味ではなく、本気で美術作家として生きていきたいのなら避けられない問題だ。
勉強し直そう。
作品ももっと冒険してみよう。
勉強しながら発想を柔軟にし、自分だけの表現方法を制作の中で見つけていくしかないな。
美術作家として生きていく道は、まだ果てしなく遠いな。
今の段階で気付ただけでも、良かった。
何とか追いつこう。